はむはむログ

たのしい、かつ、たのもしい日記

げんじょういじの罠のはなし

普通の日記です。

毎年この時期にはざっくりと髪を切りたくなるのですが、この間は美容院に行ってお手入れをして、良かったです。バサバサの髪の毛の、見た目が少し良くなりました。
手の施しようのないくらいになってから美容院に行くことが多くて、本当は1ヶ月から1ヶ月半の間に行くべきらしいのですが、いつももっと放置してしまうのです。それは、「まだ大丈夫」と粘っているからで、とにかく現状維持、みたいな性格ゆえなのです。
美容院はすごく人に気を遣うし、変な仕上がりになって辛いしで、半年行かなかったことも普通にあります。昔知り合ったかっこいい男の子に、普通は1ヶ月に1回は美容院に行くよ、と言われましたが、やっぱりそういうものなのかな。これからは嫌がらないで、マメに行こう…。

最近読んだ本で、在庫はあるうちに定期的に追加していくことで、常に良い状態が保たれる、みたいなことが書いてありました。そのことを、なんとなく思い出しました。前は自己啓発書やビジネス書を敬遠したり、方法にオリジナリティが失われるからという妙な理由で避けていたのですが、いろいろな考え方に触れて、良いものは積極的に真似していく方がいいと思っています。まだ、私自身が発展途上な人間なので…。
おじいさんおばあさんになったら、もうこういうのは読まないとは思っていて、今だからこその読書かもしれません。ある程度ご高齢の方ですが、前職場になんとなくいい年の重ね方をしているなぁと思う人がいて、髪の毛は綺麗な白髪の、いかにもロマンスグレーという雰囲気です。気骨はあると思うけれども、飄々としていて、しなやかな品のある方でした。その人は、藤沢周平なんかを読んでいて、なんでそういうのを読んでるんですか??と聞いたら、「今はもう、時代小説しか読まないんだ」と、少し伏し目がちに笑っていました。その人は優秀だったんだけれども、上層部と喧嘩して、業界の第一線から退いたという話を聞いていたので、余計に心に残りました。
お元気にしているかなぁ、私のこと、忘れてしまったかなぁ。