はむはむログ

たのしい、かつ、たのもしい日記

怒りと悲しみについて

「やっていいこと」と「悪いこと」の限度と区別をつけられなくなった人のことを、社会的には犯罪者と呼んだりするものですが。

私には私の人生があり、家族がいて、大切な人がいます。
私が傷付くと、傷付く人が他にもいるのです。

時々、その単純な事実すら分からないままエゴに任せて生きている人の、とばっちりを受けることがあります。
本人には全く無関係の、理不尽なものです。
誘蛾灯に群がる蛾の落とした、鱗粉を思い出します。
私は、寛容という名において悪を是認せよと謳う人間の傲慢さを、心底軽蔑しています。

 

ある個人経営者の方から、正社員に登用した男の子が翌日から逃げた(ばっくれてしまった)というお話を聞きました。
その方が相手に伝えたことには、
「業界というものは狭いもので、どこで会うのか分からない。
自分のしたことを恥じたり、負い目を感じたりしながら逃げ回るのは、さぞかし辛いことでしょう」
と。
きっと、扱うものが大きいほどに、彼のような度量の大きさを求められていくのでしょう。直接に関係した話ではありませんが、とても学ぶところの多いお話でした。

付き合う人間は、本当に選んだ方がいいと感じます。それを選べない人間にも責任があるでしょう。

非常に憤りを覚え、また、深い悲しみを覚えています。